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子供のワークブック〜わかりやすいだけはダメ〜

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今回は久しぶりに音楽のことを書きますよ。

「よい先生に出会うこと!」

これは本当に大事です。
教科書通りに教えるだけならば先生は必要ありません。
先日ピアノのレッスンで使っているワークブックに間違えた説明がありました。
このブログでも以前、フェルマータのことを書きましたがこれもそうです。
子供向けのワークブックはわかりやすく簡単に説明されていることが多いのです。音楽のワークブック以外にも幼児向けのものはわかりやすく書かれています。
しかしわかりやすく簡単にすることと間違った表現をするのとは違いますよね。
簡単に説明するときにもきちんとした言葉を使わないと全く違ったことを教えていることになってしまうので注意が必要です。
私が使っているワークブックにも短音階の説明に間違った表現がありました。

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【短音階について】
短音階には自然的短音階と和声的短音階と旋律的短音階の3種類あります
和声的短音階は7番目の音に#(シャープ)をつける。と書いてありました。
これは違います。#をつけるではなく半音上げるが正しい。
なぜなら、もともと7番目のが♭(フラット)だった場合は#ではなくナチュラルになるのです。
だから半音上げるが正解です。
また、旋律的短音階においては同じく上行形は6番目と7番目に#をつけ下行形は6番目と7番目にナチュラルをつけると書いてありましたがこれも間違えです。
正しくは上行形は6番目と7番目は半音上げる。下行形は6番目と7番目は半音下げるが正解です。
私はこういうワークブックは必ず直して生徒さんに教えていますが、このまま教えてしまう先生が多い。(間違えに気づかないもしくはこれで良いと思っている先生も中にはいます)
ちなみに私が使っているこちらワークブックはとてもわかりやすく書かれているので、好んで使っているのですがワークブックのこの部分、直らないかなー。と思います。(短音階は下巻に載っています)

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rurimama
rurimama
出身地:東京都 年齢:31歳 血液型:AB型 性格:極度の負けず嫌い、世話好き 3歳の娘と1歳の息子を子育ています。 毎日怒ることばかりで言葉遣いも荒くなり、反省の日々ですが、思ったことは何でもやりたい!挑戦してやる!負けたら終わりだ! という気持ちで子育ても頑張っています。 妥協はしません。「無理」「出来ない」という言葉が嫌いです! それを言ったらおしまいです。 という風に一応、いつも全力で頑張るのですがよくパンクします(笑) 現在は自宅てピアノ教室を開き子供たちにピアノを教えています。

2件のコメント

  1. ruirimamaさんへ。
    音楽にくわしいのですね。勉強になりました。うちの妻も音大の声楽家なので、いつか、習ってみたいです。(笑)

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